THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「RAY OF LIGHT」インタビュー
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、メジャーデビュー日となる1月25日に4枚目のアルバム「RAY OF LIGHT」をリリース。
2組に分かれて、表題曲「RAY OF LIGHT」のMVウラ話や、メンバーをべた褒めする「頑張った大賞」などをトーク!
5年目も、16人が暴れ回る!
RIKU×川村壱馬×LIKIYA×岩谷翔吾×藤原樹×長谷川慎×与那嶺瑠唯×鈴木昂秀
――THE RAMPAGEさんにとって、4枚目のアルバムになります。
RIKU 「RAY OF LIGHT」というアルバムタイトルになっている通り、全ての楽曲、MVが、手に取ってくださった方々に対して希望の光が差し込むような1枚になっています。僕らのエンターテインメントはこうなんだという気合と覚悟、そしてプライドみたいなものが詰まっています。そして、ただ皆さんに僕らの思いをぶつけるというよりも、包み込んで導くような…そんなイメージで楽曲制作してきました。その集まりが、このアルバムになっているのかなと思います。
川村 リリースがこういう時期というところで。コロナ禍でリリースした楽曲は“まだまだ一緒に頑張りましょう”というような、世の中に寄り添ったものが多かったと思うんですけど。今回は、少しだけ回復の兆しが見えてきた中での収録になったこともあって。もちろん完全に回復したとは言えないんですけど、世の中がそういうタイミングにある中での制作になったんですね。だから込めた思いとしては、もう少しだけ前に進んだような…。僕らは皆さんの少しだけ先のところに行っていて、「もう大丈夫でしょ? 一緒にこの先に行きましょう」というような、そういう伝え方に変わったというか。“厳しいけど一緒に頑張ろう”から、“もう行きましょう! オレらがその先にいるから、ついて来てください”。そんなメッセージが込められています。
――ぜひMVの撮影秘話を教えてください。
長谷川 トンネルがすごかったです。
RIKU まず電波が入らない! ふふふ。
川村 だし、車の上で踊るとかエグいな〜と。
RIKU ね!?
藤原 めっちゃ怖かったですよ。
川村 やろうなぁ。パフォーマーはがっつり踊ってたもんね。
――車の上でのダンスはバランスを取ったり、ステップを踏むのが難しかったですか?
長谷川 すごくすべるんです。
LIKIYA そうなんだよね。最初踊ってみたらめちゃめちゃすべって。滑り止めを靴に塗ってもらったんですけど、それでも結構難しくて。別の撮影方法を考えた瞬間もあったんですけど、せっかくだからやろうということになりまして。
岩谷 あと、間奏パートでパフォーマーだけで踊るところで面白いことが起きて(笑)。昂秀がピラミッド状のフォーメーションのトップというか、センターで。言ったら一番目立つポジションにいたんですけど、決めのポージンングを取ったら、それがめちゃくちゃ面白くて…(笑)。言葉で表現できないんですけど、ちょっとメンバー一同驚がくのポージンング決めてきて。「え、マジ!?」みたいな(笑)。
LIKIYA ハハハ! あれは爆笑したわ!
――どんな感じなのか雰囲気だけでも…。
鈴木 ぜひ。MVをご覧になっていただきたいんですけど…(笑)。
LIKIYA ハハハハ! MVは直ってるから!
鈴木 そうっすね! 直ってるもんな…。
岩谷 なんかね、キョロちゃんみたいな感じって言ったら分かるかな? クチバシがクエッてなるみたいな…(笑)。ふふふ!
鈴木 なんだろう、気合が入り過ぎちゃったんですよ。気持ちが前に出たのが、決めポーズに出ちゃったっていう。
与那嶺 あんなにプレーバック見て爆笑したの、初めてなんだけど!
鈴木 あれは自分でも笑いました。これはねぇなっていうのが、全員一致でしたね!「すみません、もう1回お願いしま〜す!」ってやらせてもらって、その後のOKテイクがちゃんと使われました!
――ぜひ、メイキングに残っていることを願います。
RIKU あるんじゃないですか?
川村 ありそう‼ オレも見たい。
与那嶺 確かに〜。
鈴木 もう、一発目でやってますからね。
藤原 ふふ。あと、MVと同時に「Dance Practice Video」を撮ったんです。それを撮る時も、トンネルなのでとても狭くて。THE RAMPAGE 16人でのパフォーマンスをやってみたんですけど、結構厳しいということで。というのも、リハーサル時に想定していたサイズと撮影場所のサイズが違って。そこではかなりスタッフさんたちと話し合いを重ねました。最終的にはそこで1ハーフをやらせていただきましたね。
川村 そうだったね。
RIKU むしろ半分くらいはあの場で作った感があるよね。あの場で対応した部分が大きいかも。
藤原 そうですね。そのまま無理してやってしまっても変にポジショニングすることになっちゃうので。そこはみんなで臨機応変に対応しました。山の奥で、とにかくいろんなことがイレギュラーだったというか、そういう大変さもありましたもんね。
与那嶺 電波入らないし、道狭いし、トンネルだし、鼻めっちゃ黒くなるし…。
長谷川 寒いし…。
川村 トンネル出る時も大変やし…。
長谷川 楽屋遠いし…。
RIKU ねぇこれ、ダメだよ!?
与那嶺 みんなMV見てくれなくなっちゃうから!!
LIKIYA ハハハハハ!
与那嶺 そんな大変な中で撮ってたんだ〜って思いながら見ていただけたら(笑)。
RIKU あと僕思ったんですけど、今回のパフォーマーのソロ映像さ、MVに使われてなくない…? 全体でのMV撮影が終わって、最後の最後に撮ってたし、みんな本当に頑張ってたから、あれはどこに使われるのか気になっちゃって。
岩谷 もしかしたらボーナストラックとか、後日公開とか…?
与那嶺 皆さんのお力で「見たいな!」っていう声を上げていただければね!
RIKU 絶対にお見せしたい…!
川村 そういうお声を頂ければね。ぜひお願いします!
――そして、皆さんは「”REBOOT”~」を無事完走。本当におつかれさまでした!
藤原 3月のホールツアーから始まって半年以上続いたツアーなので、まず有観客でやれたことがすごく大きかったです。久しぶりに全国のアリーナを回らせてもらって、ファンの皆さんと再会できたのが一番大きいです。ツアーを通して、改めてTHE RAMPAGEの見せ方が分かってきた気がするんです。今までもいろんなツアーをやってきて、あらゆる方向に行ってみて、結構HIROさんともお話しさせていただいたこともたくさんあって。ようやくこのツアーでやったパッケージがTHE RAMPAGEらしさの詰まったライブなんだなと実感しています。
LIKIYA しかも、今回は本公演と追加公演とでセットリストも演出も違うということで、樹が言ったようにトライ&エラーをして自分たちが見せたかったことをやった上で、これからドーム公演などもっともっと大きい規模を目指していくにはどうしていけばいいのかを改めて考えさせられました。そこで気付きを得られた部分もありますし、ここは残していきたいと思う部分も見えてきました。そういう意味でもすごく成長が感じられたツアーになったのかなという思いが自分たちの中に強くあります。そういった意味で、僕らにとってすごく前進できたツアーになりました。
――個人活動も盛んな皆さんですが…最近の活躍ぶりを見てこの中で「頑張った大賞」を決めるなら?
藤原 まこっちゃんのドラマじゃない?
長谷川 いやぁ、結構な鬼スケジュールでした。ライブして、ライブの合間に舞台『ETERNAL』をやりつつ、「顔だけ先生」(フジテレビ系)の撮影もして。その3つがバーッて詰まっていたので結構しんどかったです。精神的にも。それこそ『ETERNAL』に関しては、この中にも出演メンバーがいますけど。稽古がかなり過酷で…。というのも、初めての殺陣に舞台芝居も初めてということで、挑戦することがたくさんあったんです。そして挑戦するに当たって、自分の“できなさ”にくらって、昂秀くんとかはちょっとメンタルやられたりとかもして…。
鈴木 ……(下を向いて黙り込む)。
長谷川 …まぁ、いろいろあったんですけど。
一同 爆笑
長谷川 本当にいろんなドラマがあって!
RIKU ありましたねぇ!
長谷川 本当にくじけそうになるくらい大変な稽古だったんですけど、その分すごく成長できた1年になったなと思います。
――稽古から本番まで、本当に大変でしたよね。
鈴木 大変でしたね………ハイ。(また下を向く)
一同 (爆笑)
藤原 思い出しちゃった!
長谷川 ガチになり過ぎ!
鈴木 あぁでも、全然(笑)。全然全然です。すごくいい経験になりました。
長谷川 いい経験だったよな!
鈴木 …ハイ!
川村 ふはははは!
鈴木 あれがあって自分の道が開けて、一歩進めた感じがしたんで(笑)。
長谷川 …笑ってるけど!
鈴木 はははは!
――皆さんも見ました?
与那嶺 見ました! そこには、僕の知ってるメンバーはいなくて。もう作品のキャラクターになりきって別人になっていましたね。(鈴木を見て)こっちが聞いたこともないくらい大きい声が出ていましたし。
鈴木 ふふ。
RIKU 確かに!
岩谷 声量すごかったよね(笑)。
――少しだけ親目線ですね。
与那嶺 そうですね(笑)。メンバーの作品見るのってくすぐったいかなって思ったんですけど全然そんなこともなくて。冒頭のシーンで子どもが連れ去られてTHE RAMPAGEの曲がかかるんですけど、そこでもう涙が出てきちゃって。僕はみんなのスケジュールも知っていて、みんなが頑張ってる姿も見ているわけじゃないですか。そういうのが全て重なって、「あ、これはやばいな…」って泣きながら見ました。
RIKU THE RAMPAGEの楽曲がメインテーマ曲や挿入歌になっていたので、それこそ壱馬と北人の声が入った音源が流れた時に、二人の声を聞いてすごく安心したのを覚えています。歌手としても引き出しが増えた舞台になりましたが、いかんせん樹に踏まれまくってきた2カ月だったというのが一番心に残っていまして(藤原をにらむポーズ)。
藤原 (笑)。役的に僕はRIKUさんのお兄さんだったので。
RIKU トータルで何回踏んだかな? オレのこと。
藤原 2カ月間、RIKUさんをボコボコにしてましたっ。
与那嶺 はははは!
――ではいつもメンバーを笑わせてくれるMVPは?
一同 (鈴木を見る)
岩谷 やっぱMV撮影の昂秀がなぁ…色濃過ぎる(笑)。
LIKIYA だって…あれはずるいよ(笑)。
鈴木 ありがとうございます!
藤原 去年イチ笑った気がするもんな。
長谷川 あれで3年くらいは笑える。
与那嶺 引きずるタイプのやつだから(笑)。思い出して何回でも笑える。
長谷川 撮影に影響するぐらいの面白さだった…(笑)。
川村 え〜そんなすごいん?(笑)
LIKIYA あれはやばかったね。
鈴木 何度も言いますけど、気合が前のめりになっちゃった結果、そうなっちゃったんです!!(笑)
与那嶺 音のはまり方とかさ…(笑いがこらえられない様子)。
鈴木 ヒャハハハ! オレも思い出しちゃった…!
――ボーカルチームは見られてないのですね。
川村 そう、見られてないんですよ。
RIKU 見られてないね!
岩谷 絶対見た方がいい!
川村 やばかった?
岩谷 やっっっばい!
川村 えぇ〜見たい~。
鈴木 ボーカルの皆さんは先に終わっててそこから撮影したので、壱馬さんたちは見られてないんだと思います。
RIKU 鈴木君は本当にいろんな場面で笑わせてくれますね。
――5周年を迎え、これからのTHE PAMPAGEはどんな姿を見せてくれますか?
岩谷 一つ一つの歴史の積み重ねの延長にこの5周年という節目を迎えさせていただきます。THE RAMPAGEはデビュー前から本当に一筋縄ではなかったし、歩んできた歴史がたくさんあって、感覚としては一瞬で駆け抜けた感じもあるんですけど、一瞬一瞬が密度の濃い時間だったので、振り返ると本当にいろんなことがあったなと。これから5年10年、15年と続けて強いグループになっていくためにも、一度原点回帰して初心を思い出して活動していきたいなと。改めて僕らがなんのために踊るのか、どう生きていきたいかみたいなところをTHE RAMPAGEとしての信念を固めていくことで、日本中、そして世界にも通用するグループになっていけるのかなと思うので。5周年から先のTHE RAMPAGE像を問われる1年にもなると思うので、そこの真価を発揮できるように。より深みを増したTHE RAMPAGEを楽しみに待っていただければなと思っております。
――2021年末のクリスマスライブではシングル楽曲を順番に披露、さらには過去ツアーの衣装を着てのパフォーマンスなど、原点回帰をした上で、経験を重ねてより深みを増した皆さんを見ることができるパッケージだと感じました。
岩谷 そうですね。ファンの皆さんと一緒にお祝いをしながらああいうライブができたのはすごく意味があったと思います。ファンの皆さんが喜んでくれた以上に、僕たち自身も結構くらったというか。やっぱり過去のツアー衣装を着てデビューから順を追ってシングルのリード曲をパフォーマンスするに当たって、僕は過去の自分にも失礼がないように踊りたいと思いましたし。僕自身もそうですが、メンバーみんなの熱量を見ていたら、やっぱりとても意味のあるライブだったなと。もう1回振り返ることって大事なんだなって思いました。
――過去の衣装を着てみて、どんな感覚に?
長谷川 最初のホールツアーの衣装を着た時、腕の部分のプリントがちょっとはげてたりしているのを見て、わぁ…って。
RIKU 分かる!
川村 あぁ〜だねぇ。
長谷川 それを見て、「あぁ、47都道府県回ったなぁ…」みたいな。ちょっと感慨深い気持ちになりました。
RIKU なんてったって全58公演だからね。
川村 懐かしいなぁ。
長谷川 懐かしさもありつつ、今の僕たちがやっている新鮮さもあって。
RIKU スタッフさんたちがちゃんとあの状態で保管してくれていたのも感動だし。また袖を通すことがあるなんて思っていたなかったので、うれしかったです。
――メンバーの話し合いの中で着ることに?
RIKU そうですそうです! ヤマショーが「着てみない?」と提案してくれて。ただ、早替えがめっちゃ大変でしたね。
全員 (頷く)
川村 マジで大変だった(笑)。でも本当、思い出深いライブになったね。
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